わたしは、テレビを見ながらストリーミングを見ながら母親と会話をしながらTwitterでリプライ合戦できる能力があります。
でもこと文章に関しては別。
原稿用紙アプリでまあ、その、私小説的な、恥ずかしい。
書いてる時はそっちに完全に気持ちが持っていかれる。
すうっと、過去を今のわたしが見ている。
なんとなく可哀想で愛しくて、そして、望郷。
でも続けていくのはかなり難しい。
誰だって「きみの人生を話してよ」と言われても起承転結だけでは話せないでしょ。
途中まで。そこで、また今度ね、と一旦いまに戻る。
ずっと過去には生きられない。
だからまた戻って、ここは、いま。
わたしの人生はひとつしかないからね。