chaos
戦後71年。
正午に黙祷。
飯を食う。
オリンピックのメダルの数だとか、SMAPの解散だとか、の垂れ流しのテレビもつまらないので昼寝をしようとする。
昨晩、良く眠れているので眠くない。
手持ちのCDのケースを開けては閉めて、中身がないこと(もしくは入れ替わっていること)に自分の甘さを感じて、苦い顔で午後を過ごす。
昼と夕方の合間、迎えに来てもらって安塚へと向かう。
その頃にそろそろ気分が上がってくる。
いえあ! みたいに上がってくる。
専敬寺。渋さ知らズ。
理屈関係ない!単純に楽しい!
盆に、お寺で、こんな芸術。なんて、なんて…
そんな風にネタ的考えが浮かんでは「甘い!」くらいに打ち砕かれるくらいの熱量。
大野一雄のダンスが思い浮かぶ。
最終的には単純なスカノリをして踊り暴れ、ぜえぜえ言いながら帰路へ。
こんな風に毎日打ち砕かれたい。
圧倒的芸術に毎日触れていたい。
そして、そんな希望が簡単に抱けるこの平和は守らなくてはいけない。